糖尿病の予防にもなる!?

「食後高血糖を起こさない」ことが予防につながる

糖尿病は、すい臓からのインスリンが十分に分泌されなかったり、様々な理由でうまく作用しないことでブドウ糖をうまく取り込むことが出来ず、血液中の糖分が増加する病気です。
糖尿病の原因としては遺伝、肥満、運動不足、加齢などが挙げられます。
これを「糖尿病の四大原因」と言いますが、これにひとつでも当てはまる人は、糖質制限食を実施することで食後高血糖を起こさず、すい臓も適度に休むことが出来るので、糖尿病の予防が期待されます。

特に親や親戚など身内に糖尿病の人がいる場合には、体質が遺伝している可能性もあります。
現時点で血糖値に問題はなくても、将来糖尿病になる危険性がないわけではありません。
今から糖質制限を実践することで、糖尿病の危険を遠ざけることが出来ます。

糖尿病予備軍の人にもおすすめ!

糖尿病予備軍の人は、糖尿病とまでいかなくても既に食後高血糖が起きやすく、HbA1cもやや高め。このような状態を放置しておけば、糖尿病になるのはほぼ確実です。
そんな人にこそ糖質制限はおすすめです!
糖質制限で疲れ気味のすい臓を休めてあげる事でインスリン分泌が改善し、耐糖能が改善するケースも多くあるようです。

合併症も予防する

糖尿病で怖いのは合併症です。
主な合併症では網膜症や神経障害、脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞、糖尿病性腎症など…。
生命にかかわる合併症が多く、非常に危険であることがわかります。
私の祖母も長年糖尿病を患っており、網膜症・3度の心筋梗塞・腎症を起こしました(既に他界しています)。数度の心筋梗塞と腎症で晩年はほぼ寝たきり、水分摂取も制限され、非常に苦しい状態でした。

このような恐ろしい合併症は、食後高血糖を放置していることで起こります
最初のうちは目立った症状もありませんが、知らず知らずのうちに内臓や血管などが高血糖により傷つけられます。

しかし糖質制限なら食後高血糖が起こらないため、合併症の予防につながると言えます。
一般的な糖尿病食では食後高血糖を防げず、薬で無理やり下げなくてはいけません。
それも体には負担がかかることです。
糖質制限なら身体に無理なく・ストレスなく、しかも健康的に糖尿病を改善でき、しかも合併症まで予防する。非常に効果的な食事療法と言えます。

プチ情報:バナジウム含有水が血糖値を下げる?

何でもバナジウム含有水が血糖値を下げる効果があるのではないかと言われているそうです。
富士山麓の伏流水にはバナジウムが豊富に含まれており、糖尿病の人や発症が心配な人には人気らしいです。しかし血糖値に有効なほどのバナジウムを摂取するには水では不十分ではないかとのこと…。
でもお水って人間には欠かせないものですよね。どうせなら少しでも血糖値によさそうなものを飲みたいものです。
最近人気のウォーターサーバーには、バナジウム豊富な天然水のウォーターサーバーも多くあるようです。毎日飲むお水をバナジウム天然水に変えてみるのも良いかもしれませんね。